私は過去にパソコンを使ったお金稼ぎを試してみましたが、どれも成功していません。
自分なりの分析も含めて、失敗事例を3つご紹介させていただきます。
皆さまも参考にしていただけると幸いでございます。
1.アフィリエイトブログで広告収入
ホームページやブログを作ったことがあったため、初期費用もほとんどいらず、リスク低で気軽に始めれるアフィリエイトに私は何度も何度も手を出しました。
1円も稼げなかった訳ではございませんが、結果的に断念しました。
アフィリエイトとは?
アフィリエイトとは、インターネットにおける「成果報酬型の広告」のことです。
Webサイト(ホームページ)やブログ、SNSなどのメディアを持つ運営者が、自分のサイトに企業の広告を掲載し、サイト訪問者がその広告から商品購入やサービスを利用すると、メディア運営者に報酬が発生します。引用:A8.net
要するに、自分のコンテンツに広告を貼り、ユーザーがその広告から商品を購入してくれた場合に広告主から報酬をいただく、ということなのです。
メリット
1.初期費用や運営費用が安価で始めやすい(無料でも可能)
WordPress(ワードプレス)というホームページ作成ツールとレンタルサーバーさえあれば始めれるため、初期費用はかなり抑えれます。
そのため失敗しても金銭的リスクはかなり低いです。
当サイトもWordPress(無料)を使用し、作成しております。
2.未経験でも始めれる(初心者向け)
特別な資格が必要ではないし、どこか公的な機関に許可を取る必要もありません。
ホームページ作成の知識とサーバーの知識があれば、未経験でも始めることが出来ます。
今の時代、検索エンジンで検索すればいくらでもやり方は出てきますので、自分のサイトを立ち上げるハードルはかなり低くなっています。
厳しいことを言うようですが、今の時代に自分のサイトを作れないなら、パソコンでお金稼ぎをするのは諦めたほうが良いくらいのレベルかと思います。
3.匿名でも可能
これも大きなメリットかと思います。
必ずしも実名で活動する必要がありません。
サイトの内容によっては知り合いにバレたくない、本業関係者にバレたくない、などあると思います。
仮名より実名の方がサイトの信頼性というのに優位差はあると思いますが、仮名(ハンドルネーム)でも全く問題ありません。
私も”平凡なおじさん”略して「ボンおじ」として、当サイトを運営しています。
デメリット
1.自分にとって得意な分野(ネタ)がないと、稼ぎにくい
例えば料理が得意だ!という人は自分の作った料理をサイトに載せて、レシピを公開。
その料理に使っている材料(調味料など)を紹介し、その調味料を取り扱っている企業の広告を貼る。
といったようなマネタイズする流れが見えると思いますが、何も得意な分野がない方は稼ぐのに少々苦労するかもしれません。
雑多なサイトでもマネタイズする可能性はあると思いますが、アフィリエイトで稼ぐためには特化しているサイトの方が優位かと思います(所説あり)。
2.長期的スパンで考えないと稼げない(即効性はない)
そもそも自分が作ったサイトにお客様が来てくれないと何も始まりません。
想像してみてください。
コンテンツが1つしかない(料理レシピが1つしか載っていない)サイトをあなたは訪れるでしょうか?
検索エンジンでたまたま上位の方に表示され、1度は訪れることはあるでしょうが、すぐにブラウザバックしませんか?
そういうことなのです。
コンテンツ量をそれなりに整えたら、やっとスタートラインに立てるのです。
圧倒的知名度を誇る芸能人、スポーツ選手、経営者、インフルエンサーなどは例外ですが、一般ピーポーはコンテンツをこつこつ積み上げていくしかないのです。
実際に私は3カ月程度ほぼ毎日記事を投稿し、アフィリエイト広告を貼っていましたが、3カ月トータルで稼げた金額は500円にも満たなかったです。
3.継続的な勉強が必要
ここが一番のキーポイントかと思います。
「2.長期的スパンで考えないと稼げない」にも通ずることですが、インターネットの世界はルールが目まぐるしく変わっていきます。
コンプライアンスの関係であったり、新しいツールがリリースされたり、逆に使っていたツールがなくなったり…
アフィリエイトは不労所得とは少し違います。
一回サイト作ったら終わり!というわけではなく、その都度都度で新しいルールやツールの勉強、世間の関心を常にキャッチする流行把握、同業他社の動向把握など、やることはたくさんあります。
あたりまえですが、定期的に自分のコンテンツを追加・修正することも必要です。
アフィリエイトは誰でも始めれる分、たくさんのライバルがいますし、根気よく続ける継続力が必要です。
パソコン副業の中でも、自分の経験からも難易度は高めだと思っています。
「ボンおじ」はなんで失敗したの!?
上記デメリット3つが私の失敗した要因になっています。
1.自分にとって得意な分野(ネタ)がないと、稼ぎにくい
2.長期的スパンで考えないと稼げない(即効性はない)
3.継続的な勉強が必要
2.ココナラで情報を売る
皆さま「ココナラ」というサイトをご存じでしょうか?
ココナラとは?
得意なことを「売り」「買い」出来る、スキルマーケットです。
例えばこんな感じでスキルを売るのです。
・元Youtuberの経験から、結婚式の動画作成をいたします。3分尺 10,000円~
・心理カウンセラーの資格をもっています。相談出来る人がいない方、30分 3,000円で相談にのります
・独学でデザインを学びました。今回は先着5名の方にロゴを作成いたします。1,000円~
メリット
1.どんなスキルでも需要があれば売れる
どんなにマニアックでニッチなスキルでも、需要があれば売れます。
今までマネタイズが難しかったスキルもお金になる可能性があるため、ニッチなスキルを持っている方は是非一度試してみてもよいかも?
2.提供方法、価格設定など、自由度が高い
自分のスキルを自分の好きな方法で提供することが出来ます。
例えば、「似顔絵を描く」という商品を出品する際、事前に写真を見せてもらって描くのか、ヒアリングシートなどを用いて描くのか。
完成した似顔絵に対し、修正希望があれば対応するのか、対応する場合は何回まで対応するのか。
背景や画風の指定が出来るのか。など
もちろん価格設定にも自由度の高さはあります。
とにかく自分の満足いく形で出品することが出来るのがメリットです。
3.出品のハードルが低い
上記1.2ということからも、誰でも、どんなスキルでも出品することが可能です。
(購入されるかは置いておいて…)
もし人気の商品になったとしても、納品のペースも自分で決めればいいし、本業が忙しすぎて出来ない月があった場合は、一時的に引き受けできないようにも出来ます。
アフィリエイトよりも手軽に始めることが出来ます。
デメリット
1.強力な競合他社(ライバル)が多い
手軽に誰でも出品出来る=ライバルが多い
そのためその商品のクォリティーが低いと、もちろん見向きもされません。
しかも歴戦の個人事業主などのゴロゴロいますので、気軽に出品しても売れない可能性が高いです。
2.特化スキルほぼ必須
「広く浅く」型のスキルは中々販売するのが難しいです。
マニアックでもニッチでも良いので、それなりのクォリティーがないと、購入してもらえません。
3.情報提供型はかなり厳しい
「〇〇業界に10年勤めていたため、これから〇〇業界を目指したいと思っている方に生の情報をお届けします」
このような情報提供型のスキル販売はニッチな業界だとしても、軒並み苦戦している印象があります。
今の時代、情報は大半が無料で手に入ってしまうので…。
「ボンおじ」はなんで失敗したの!?
私は提供できる商品が特に思いつかず、上記デメリットに挙げた「情報提供型」商品を気軽に出品してしまった。
1コイン(500円)で試しに販売してみたのですが、箸にも棒にも掛からぬ状態でした。
販売どころか問い合わせすらゼロでした。
大谷翔平選手が「500円でバッティングのコツ、教えます」だったら、野球に興味のない私ですら購入します。
何者でもない、無名の人間が出品する情報なんてものは、誰も求めていませんでした。
(それがたとえ破格で値段以上の価値があるモノでも…)
3.クラウドワークスでコツコツ稼ぐ
皆さまクラウドワークスというサイトをご存じでしょうか?
クラウドワークスとは?
ひとことで説明すると、インターネット上で業務委託出来るマッチングサイトでございます。
どんな仕事があるんでしょうか?
初心者向けから上級者向けまで、パソコンを使った仕事がたくさんあります。
メリット
1.副業初心者には取り組みやすい
自分のサイトを作成したり、お客さんを呼び寄せるためのマーケティングスキルが必要だったり、といったようなクリエイティブ能力は不要なため、副業初心者にはかなり取り組みやすいです。
自分の出来ることを探して、申し込みをするだけです。
今日から収益を取得することだって可能です(即時現金化出来るかは置いておいて…)
2.具体的数字で目標が定めやすい
今月は副業で3万円分稼ぐぞ!という目標設定が現実的に可能。
「アフィリエイト」や「ココナラ」だとユーザーさんにアクションを起こしてもらわないと稼げない他人依存の副業ですが、クラウドワークスは自分の頑張り次第!
要するに、自分のかけた「時間」や使った「スキル」がダイレクトにお金に代わる。
理解しやすい言葉で表すと「在宅ワーク」「内職」ですね。
3.今後の副業への実績作りに!
成果物を納品すると、納品先に著作権や所有権が移ってしまうのが大半ですが、今後の副業のための実績作りに使えるかと。
SNSのプロフィール欄などに、
・クラウドワークスにて100個のロゴ納品実績
・企業様のホームページを3件納品実績 等
1円でもいいから自分の力で稼ぐ、というのがすごく大事なことなので、副業の第1歩目にクラウドワークスを利用するのがおすすめです。
デメリット
1.特別なスキルが不要な仕事はとにかく低価格
特に「データ入力」や「アンケート回答」は在宅で気軽に出来る人気案件ですが、とにかく低価格。
時給換算すると、コンビニで1時間バイトした方がはるかに稼げます。
2.特別なスキルが必要な仕事も…これまた低価格
専門的で特別なスキルが必要な仕事も、実は低価格です。
単純に考えてもらえばいいのですが、クラウドワークスというマッチングサイトを使用しているということは、仲介業者がいるということ。
要するに、業務委託者の受託者だけでの金銭のやり取りだけでなく、サイト利用料(手数料)がのっかっていることを忘れずに。
2024年8月時点で言うと、5%~20%程度、手数料が引かれるみたいです。
詳細はこちらをご確認ください。
3.詐欺案件もちらほらあるとか?
ごめんなさい、こちらはボンおじの「生の体験」ではありません。
・成果物を納品しても、報酬が支払われず、とんずらされた…
・成果物を納品したのに、何かといちゃもんをつけられ契約時と違う報酬だった… 等
ちらほら聞きます。
ただ、私の「生の体験談」ではないので、ここでは噂レベルとしておきます。
「ボンおじ」は何で失敗したの!?
クラウドワークスに関して正確な回答をすると、失敗したわけではございません。
費用対効果を考えて、途中で断念したという結末になります。
「アフィリエイト」「ココナラ」「クラウドワークス」比較
せっかくなので最後に3つの比較をしてみましょう!
アフィリエイト全般 | ココナラ | クラウドワークス | |
---|---|---|---|
初心者向け | マーケティング能力が必要 | マーケティング能力が必要 | 実施すればするほど報酬がもらえる |
難易度 | かなり難しい | 難しい | 案件によるが比較的始めやすい |
稼げる金額 | 無制限 | 自分の能力次第 | 全般的に低単価 |
即効性 | 最低:6カ月~(目安) | 自分の能力次第 | 今日から収益化可 |
向いてる性格 | コツコツ型 | アイディア型 | コツコツ型 |
特化スキル | あった方が良し | ないと厳しい | 案件次第 |
初期費用 | 無料でも可能 | 無料 | 無料 |
以上、私の失敗体験談でした。
少しでも参考にできるところがあれば幸いでございます。
コメント